2016/03/10

最近の動き(新作ZINE)

ひょんなことから始まったZINE展(HAND MADE BOOK FASTIVAL)ですが、3/13(日)に湘南T-SITEで開催させて頂くことになりました。
本当に有難いばかりです。
当然ながら僕は主催者として、出展者・お客様・すべての皆さんに、ZINEを通じて意味のある交流を感じて頂くため、力不足ではありますが精一杯やらさせて頂く所存です。

-----ここから独り言-----

でもね....
本当はね....

一人の写真家として、自分の出展作品を手にとって下さる方のお顔を見ていたいし、作品の意味やメッセージなんかをちゃんとお伝えしたいし、とにかく自分の作品のそばにずっといてあげたいんです。

僕が上手に伝えられないモノゴトを、
僕の代わりに伝えるために、この世に形となって誕生してくれた自分の作品たち。
今度は僕がその意味を伝えることで、僕と作品の関係が成り立つのだと思っています。
そう思うと切なくもあります。。。

なので、自分用のメモとして、ここに少し思いを綴っておこうと思います。





「feel deeply」
どうしようも無くなった時に、いつも助けてくれるのが、この茅ヶ崎の海でした。
茅ヶ崎の海は何でも無言で受け入れてくれました。
とくに夜の海は、失いかけた僕を呼び戻してくれる厳粛な場所でした。
かれこれ30年近く、そうさせてもらっています。

で、ある日気付いたんです。
ただの真っ暗闇なはずなのに、微妙な表情の変化があるように思えたんです。
そこで好奇心で三脚を立てて、15〜20分ほどの長時間露光をやってみたんです。
写真の仕上がりなんてどーでも良かったので、シャッターを開けたまま、とにかく表情を感じる方向にレンズを向けては移動し、ウロウロとしてみたんです。
ずっとシャッターは開けっ放しです(やっちゃダメなやつ笑)

そしたら、なんとまぁ、想像もしなかった美しい光が写っていました。
真っ暗なのに....
僕は色んな光に包まれていたのだと知りました。

しばらくこの予測のつかない表情を捉えることにハマりました。
心がけたのは、良い写真なんて撮ろうとしないこと。
とにかく自分の感情に正直に、レンズを向け続けるということ。
元気で調子いい日も、寂しくて孤独な日も、イライラして不安定な日も、繰り返し撮り続けました。
まるで自分の感情が乗り移ったかの如く、夜の海は様々な表情を見せてくれました。

「自分を許すことを恐れず、自分をもっと深く感じることができれば、きっと美しいモノゴトに出会える。」
夜の海から教わったそんなことを、少しでも共有できたら嬉しいと思い、この作品を作りました。






「EXISTENCE」
存在ってなんだ?
という僕自身への疑問的な写真たちです。
なんていうか、写真としてちゃんと完成させようとか、下手にまとめようとしてしまう僕自身を壊したくて、天に向かって一石投じた作品なんです。
これまで公開したことのない、僕の世界観が表現できていると思います。
余計なものは捨てて、存在やエネルギーをシンプルに感じる。

強く感じたものと、少し感じたもの。
すごく好きなものと、ちょっと好きなもの。

少しやちょっと捨ててみました。
何が残ったのでしょうか。
これは、僕自身まだ消化し切れていません(笑)
なんだかフヤフヤした感じが、逆に面白いかもしれません。

とくにコチラの作品に対する感想やご意見を、色々と聞いてみたかったです...。